9/10はすごい雨でした。
夜中は1時間ごとに各地の避難準備や勧告のエリアメールで眠れませんでした。
結局準備のまま明け方になって、私が住んでる場所(古川地区)は準備だったのですが、いつ勧告が出てもおかしくないと判断して、避難道具を取り出して長くつなどを出して準備していました。
朝になって雨は落ち着いてパラパラになってきましたが、渋井川が決壊。
川の水位が雨がやんでも森などに降った雨水で上がってしまうそうで、他の大きな川の水位を警戒しつつ、不安なまま近所の渋井川浸水被害の様子を全国放送のテレビで見てました。。
本当に自転車で20分ぐらいの近所なので、これは他の川まで決壊したら、他人事ではないなと・・
とりあえず、用事も合わせて市民病院に行きました。
9階のラウンジからの眺望です。
これ川ではないんですよ・・・
水を集めるようの用地も水があふれ、道路も途中から浸水してます。
水の中にある家は、周りの田んぼが浸水して孤立してしまっています。
なかなか水が引きませんでした。病院の正面に浸水地区の方々の避難場所の小学校があったので
自衛隊や救急のヘリコプターが何機も行き来してました。
鬼怒川はかなり大きな川だったので、被害が広範囲で甚大な被害が出てましたが、大崎市の場合は、決壊した渋井川はとても小さい(地元の人でも名前と場所が一致しないほどの)川でした。
だったので、正直『まさか?!』という感じだったと思います。
鳴瀬川、吉田川、江合川などおそらく別の川の水位を警戒していたと思います。
小さい川なので浸水エリアも局地的だった為、本当に近距離間で被害があった場所となかった場所ではで状況が全く違いました。
私はたまたま、被害のなかったエリアにいられましたが、別の川が決壊していたら他人事ではありません。
今回を機に、自分の住んでいるエリアのハザードマップ を確認したところ、やはり浸水想定地区に入っておりました・・・・・。
みなさんも、ご自宅や会社、よく行かれる場所などの地盤について今一度確認して、どんな被害が予想されているのか把握されることをお勧めします。
さてさて、、
数日たって浸水地区の知人の元へ手伝えることがあるかもしれないと向いました。
行き止まり箇所が沢山ありました。
報道の通り、稲刈り寸前だった稲が水没しています。
田んぼによってはかなりのエリアが水没してました。
なみなみと水がきてしまっています。
色々なものが上がってきていて、泥が上がったせいで臭いや虫がひどかったです。
まだ、農道の途中が水で水没しています。
知人の家は小さい河川の脇に家があり、軒下から水が上がってきて畳などが泥で汚れてしまい、洗って干して石灰をまいたり色々したけど、泥くさくてつらいとのことでした。
田んぼの方は、水が引かないのでコンバインが入れられないので刈りたくても刈れなかった方もいらっしゃったそうです。あまりに長く水に浸かってしまうと味が落ちてしまって駄目になってしまうと。。刈れるエリアにいたかたは、被害の翌日にもすぐ刈っていたそうです。
でも、先日のニュースで、この冠水した西荒井地区のお米の初日の検査で480袋(1袋30キロ)の全てが1等米と判定されたとの報道がありましたね☆
本当に良かったです。。
今年の稲刈りの様子(三本木地区)
ちなみにこれは『ひとめぼれ』です☆
お米を集めている様子です。
そう、ササニシキやひとめぼれ みなさんご存じですよね?
あのお米を産出した地は大崎市なんです、大崎市は発祥の地なんです。
米どころ宮城、まだ無事だったお米が沢山あります!
黄金の稲です!
もう新米も出回ってますので、是非一度お召し上がりください!
あ・ら・伊達な道の駅に入ってるJAいわでやまの米工房さんでも、もう新米入荷されてました!
米工房さんに電話やメールでお問い合わせいただければ、全国発送もされてますので、是非HPを覗いてみてくださいね☆(米工房⇒http://www.ja-iwadeyama.or.jp/koubou/)
さてさて、、大雨の被害の話にもどりましょう。
かなり山が抉られていますね。
古川から向かう途中の道路も何か所か土砂崩れの影響でポールなどが立ってました。
こちらも川があふれて土手が決壊しています。
そして。城山公園に向かう途中の道路。
岩出山地区の土砂崩れ、そして市内の浸水の被害の影響で、毎年行われています岩出山地区の歴史あるお祭り『政宗公まつり』が中止となりました。
先日、ブログでもおっちが悲願かなって参加できることになり、大変喜んでいることをお伝えしたばかりでした。おっちがとても悔しがっていたのはお伝えするまでもありません。
前日になっての中止となり、主催者さまや関係者の方々はかなりの月日をかけて準備されてきたと思いますし残念という言葉では片づけられない想いだったとお察しします。
地域に密着しているお祭りだからこその中止の決断だと思います。
それだけ今回の被害が大きかったのだと改めて思いました。
お祭りは、また街が元気な姿にもどり、心からお祭りが楽しめる状態になったら。
そのときは今年の分も合わせて盛大に盛り上がったらと願います。
全国から人を集められる規模の大きなイベントだっただけに観光収益も減ってしまったのではないかと懸念されます。
もう、堤防の修復も完了しましたし、土砂崩れや水没の被害が観光地に与えていることはありませんので、是非これからの紅葉のシーズン、鳴子温泉に浸かりつつ大崎市にいらしてください☆
おっちは、また来年チャンスがあれば必ず『政宗公まつり』に出られるように、ここからの一年、また頑張ります。
そして、また傷ついた人達に笑顔を取り戻して頂けるように活動してまいります。
余談ですが、おっちの晴れ姿を見に、関東地区のスタッフやファンが、サプライズで逢いにきてくれようとしていた方々がいらっしゃいました。この被害でキャンセルしたということでしたが、その気持ちだけでも本当に心が温まりました。
来年おっちが政宗公まつりに今度こそ参加できた暁には、みなさんも是非遊びにいらしてくださいね!!!
頑張れ大崎市!!えいえいおーっちぃ!!!
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